チャンピオンズリーグ優勝おめでとうございます。
今日はバルサを褒めまくり、ということで。
イニエスタ
彼についてはこのブログで何度も触れてるが、現代の奇跡としか言いようがない。
シャビ
イニエスタの奇跡の舞台を演出しているのは彼だ。誰もイニエスタをまねることは
できないが、シャビはチームにイニエスタが必要とする間を提示してみせ、それに
よってサブのメンバーがポジショニングの学習をできるようにするとともに、
イニエスタからのフィードを受けたり、イニエスタの逆サイドで決定的な仕事を
こちらもいとも簡単にこなしたりもする。彼らの間で不用意なパス交換がほとんど
ないことがそれらを象徴的している。
華麗なるスリートップ
アンリ、エトー、メッシのスリートップに関してももはや何も言うことはないだろう。
ダニエウ・アウベス
正直セビリア時代にはここまで献身さと戦術眼を伴った選手だとは思わなかった。
サイドは違うが、ブラジル人の攻撃型サイドバックというとロベルト・カルロスを思い
出してしまうが、あと数年もすれば彼がその代名詞となる時代が来る予感がする。
グアルディオラ監督
新人の監督が国内トーナメント、国内リーグ、ヨーロッパ一の3冠をしかも冬季の
戦力補強なしで成し得た、というのは過去例がないのではないか。自身もバルセロナの
カンテラ出身であり、頭の天辺から足のつま先までバルセロナ一色のこの監督は、この
成果を信じていたかのように、リーグ開始前に献身さ、戦術眼、選手に見合った出場
機会などを軸に大幅な選手移籍を行う(ロナウジーニョ、デコ、ザンブロッタ、
ドス・サントスなどを放出し、ダニエウ・アウベス、ケイタ、ピケ、フレブを獲得)。
加えてセルジ・ブスケツら何人かをカンテラから引き上げた後は、チームを固定し、
選手間の相互の戦術理解一本に焦点を絞ったことが功を奏した。その過程の中で
エトー、グジョンセンには起用条件を明示して残留の判断を選手側に委ねることも
行った。これなどは経営者目線からするとなかなかできることではない。
プジョル
今の体型からは想像できないが、少年時代にひ弱だった彼は木組みの台にタイヤを
載せて引くことにより、頑丈な体型を作ったという。グアルディオラの選手登用の基準
は戦術眼だが、それとは別に明確に「献身さ」=「キャプテンシー」という枠が1枠ある。
そしてそれは彼だけが望んでいることではなく、スペイン国民が望んでいることだ(彼は
スペイン代表チームのキャプテンでもある)。これから引退までの間彼を上回る能力を
持つディフェンダーがチームに参加することは多分にあるだろうが、彼はそれでも
チームキャプテンとしてあり続けるだろう。
マルケス
単に好きな選手なので(笑)。チームが異なれば絶対的なアンカーとしてビジャ・
レアルのマルコス・セナのような活躍ができると思うのだが。あと怪我が多いのも少々
問題か。鹿島のマルキーニョスと同様「この人いい人そうに見えるイレブン」には
ぜひとも選びたい。
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