2009年5月19日火曜日

リーグ優勝よりもCL:今節のサッカーより

プレミアリーグの優勝がマンチェスター・ユナイテッドに、リーガ・エスパニョーラの
優勝がバルセロナに決定しました。

今節引き分けても優勝という状況で、ユナイテッドはホームですでに単独4位が決定
しているアーセナルとの1戦。両チームとも中盤でのチェックでは厳しさを見せるもの
の、0-0での引き分けにて終了。それでもファーガソン監督にしてみれば過去
10回の優勝のうち、ホームで決めることができたのがたったの1度だったとのこと、
まずは安堵の様子。同じチームの監督を23年務め、うち11回リーグ優勝というのは
サーの称号に本当にふさわしいものだと思う。

バルセロナのリーグ優勝はさらに肩透かし的に決まった。2位のレアル・マドリードが
引き分け以下なら優勝という状況で、土曜日そのレアル・マドリードが来シーズンの
チャンピオンズ・リーグ出場(4位以上)を賭けるビジャ・レアル相手に2-3で敗退し、優勝が
決定。これを受けて急遽日曜日のマジョルカ戦アウェイを完全な飛車角抜きで臨んだ
グアルディオラ監督だったが、ホームの意地を見せたマジョルカ相手にやはり1-2で
敗退。膨大な量のカードを配給することで有名なイトゥラルデ・ゴンザレス主審が、
終了間際に極めてフェアにエトーへのPKを取り、それをエトーがはずした、という
一連のシーンが一番の見せ場だったかも知れない(しかし、ここぞとばかりゴンザレス
さんをアップにするスペインのカメラセンスって一体(笑))

ユナイテッドもバルセロナも、もう気持ちはチャンピオンズリーグ最終戦に行っている
ようだ。ユナイテッドにとっては2年連続世界制覇に向けて負けられない一戦。
バルセロナはリーグ優勝、国王杯優勝と合わせたスペイン史上初の3冠に向けて。
ガチンコ対決は5月27日ローマ、オリンピアスタジアムにて。

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